Wednesday, March 3, 2010

古着物と芯地


 
右側が裏からみたところ。地模様分かりますか?
扇と雲みたいなよく着物にある模様です。

こないだ天神さんで買った古着物。

ほどいて地直しのためにちょこっと洗濯。

ほんとは正絹は水はNGらしいのだけど、やってみたところやっぱりものすごい色落ち。。。
想像してたことだから仕方ないか。気を取り直してかるく干してからスチームアイロンをかける。

そのときに初めて分かったのだけど1回染め直しているようで地の模様が裏からでてきた。
表からみたらまったくわからない。 こういうのって着物特有のことなのかな?
わからないけど意外にこの地の模様が気に入って裏表を逆にしてキャミソールとかかわいいかも。
なんてまだまだ余裕の私。

そして当初の予定のスカートを作るために見返しに使う芯地を買いにお店に向かう。


ヨシミ』さん。

寺町二条にあるお店。 ここもよく前を通るから気になってた。 そして洋裁教室で名前を聞いてからやっぱり行ってみようと。 芯地のことは全然わからないし、よくいくお店では数も少なめだしちゃんと相談できるところで買いたかったのだ。

大変失礼だけどまさかホームページがあるとは思ってなかった。ちゃんとありました。
そしてホームページによると芯地が120種類!!! すごいなあー。

お店に伺い古着物のハギレをもっていって相談するとちょっと困った顔。。

『これって古い?』 

天神さんで買ったのでよくわからないのですが、、古いと思います。

『うーんん。。。ちょっとだいぶ痛んでるみたい。。 引っ張ってみていい?』

どうぞどうぞと私。

ビリっ!! ああーーー

『だいぶ痛んでるねえ。。 これでスカート作ったら座ったらびりびりっていっちゃうかも。。。』

あー、、、 悲しそうな私。 あっじゃあキャミソールは?

『脇がビリっ』

あ。。。。 さらに悲しそうな私。。 そんな私をみて

『この柄が気に入って買ったんでしょ? そしたら全部芯はる? 厚みがでちゃうけどそれならスカート作れるよ。 力布みたいなものになるから』

じゃあそれでお願いします。

『ちょっと厚みでちゃうけど大丈夫?』 と再確認してくれてじゃあハギレにはってみましょう。と

そうここではお店にもってきたハギレに試しに貼ってみてくれるのです。
芯地を貼ったら変わってしまう質感とかも確かめれるし、 もっときちんと勉強をして経験を経た方ならもっとこうしたいなどこだわりもリクエストできると思います。

店内は決して広くないけど裏地と芯地とオーガンジーやらがきれいに並んでいる。

またわからない布があったらここにきて相談しようと思わせてくれるお店だと思います。
貼り方もしっかり教えてくれます。

芯地は決してやすくなく古着物より高くついたけど初古着物リメイクということでよしとしました。
次回は着物の状態もよくみないとなあー。

そしてその日はかなりの時間をかけて芯を延々と貼っていた2月の終わりでした。

あっもう3月やん。

ひな祭り。

今日はジュリ鬼のママのお誕生日プレゼントに布ぞうりを編んでいました。
難しかった、、、

2 comments:

mariko said...

芯地のお店でそんなに頼りになるお店があるって、ありがたいね。

はり方次第で、風合いが全く変わるからねー。
私は、芯地の選び方がチョーいい加減だから、一度クラスをとってみたいなって思うよ。
服作りでかなり大事なポイントだもんね!

fumi said...

芯地ってほんとよくわかんないよねえ。
教室だと先生が選んでくれて使う分だけお金を払ってわけてもらってるんだけど自分で買うとなるとさっぱり。。
質感もなんだか全部違うし☆

芯地のクラスなんていうのもあるんだね!
以外におもしろそうだね♪